ガレージと倉庫のあるホテルライクの長屋
外観デザイン
東西に長く、南向きに広い土地の為、冬場の太陽熱を窓から取り入れ温かく過ごせて、明るい室内になるように、耐震や窓の配置、軒の長さやタイルデッキスペースの屋根部分に穴をあけ光や熱がしっかり入るようなパッシブ設計を念頭におき作成しました。
また、ガレージスペースには、物置を置かないように、倉庫も作り完全に雨に濡れず車への荷物の出し入れ等ができるようになっております。シンプルな長屋ながらも地域でシンボルになるような家となっております。
内観デザイン
玄関扉を開けた瞬間に、すごい家!になるよう広さ、奥行き、目線、を考え、お施主様が好みのホテルライクな室内になるよう床をLIXILのコンクリート調の仕上げを採用しました。全体の色味としては、コンクリート色をベースに考え、キッチン単体でも高級感出るような商品を選び、キッチンダイニング上に天井化粧を施し、間接照明を設置し非現実空感が出るように演出しています。また、十分広いLDKをさらに広く見えるよう玄関は勾配天井にして、リビングとガラスで繋げ奥行が出るようにしました。
間取り特徴
玄関扉を開けた瞬間から玄関、ホールスペースの奥行、横幅や高さ等、非日常な特別感が出るように設計しました。さらに玄関先に、お子様が遊んで帰宅した際に手洗いができるように造作洗面もあります。家事動線としては、仕事帰りに買い物をした際の帰宅動線にこだわり妻様の車から勝手口へ直接入れて買い物からの荷物の片付けがしやすくなっております。
キッチンからの水廻り動線にしては、遠くなっているのは、LDKでくつろいでいる際に、水廻りの音が気にならないようにしたいというご要望の元、離してありますが、洗濯からの片付け動線は楽になるようウォークインクローゼットが隣接してあります。
パッシブハウスの工夫点
窓のサイズ配置から、庇の長さもこだわり、タイルデッキ上の屋根スペースも空けて、夏冬の太陽に素直な設計を心がけました。日中は照明をつけなくても明るく、心地よく過ごせるように設計しました。
ニューノーマル
玄関手洗い
コロナ渦で、子供が保育園で手についた菌を帰宅後洗えるように、夫様は大工のため仕事柄手仕事に、帰宅後は、最初に手を洗って室内に入れる設計。
フリースタイル
リビング上/玄関ホール上 スリットガラス
より広い空間演出ができるように、ガラスをいれました。
フリースタイル
家事動線
帰宅後ガレージで雨に濡れない、買い物の片付けも楽ちんに勝手口を設けました。
パッシブ
屋根
タイルデッキの上は雨でも出られるよう、屋根を伸ばすことが多いが、穴をあけ光や熱が入るように設計しました。

